オープン型MRI(核磁気共鳴断層撮影装置)

整形外科領域を始めとした疾患・傷害の診断に役立ちます。放射線を使わずに人体に対して無侵襲であり、苦痛も感じず安全な検査です。当院では、最新鋭のMRI装置を導入しました。患者さんは約30分程度で全身のあらゆる方向の断層像が撮影でき、血管像も撮影可能です。ベッドの周りが大きく開いたワイドオープン型で圧迫・閉塞感が少なく、クモ膜下出血の原因となる脳動脈瘤や、症状のない初期の脳梗塞の発見など病気の早期発見や予防にも効果的な検査です。高齢者の方でも安心して検査が受けられ、他の装置よりも静音です。
当院の装置は骨の変化を早期に検出できる腰椎、大腿骨を直接計測することが可能で、質の高い骨粗鬆症診療につながります。また、これらの部位は治療効果判定に有効であるという報告が数々されています。










肩関節
腰椎ヘルニア
手関節
足関節
脳梗塞
脳腫瘍
脳動脈瘤
膝関節
(内側半月板損傷)
頸椎
(随伴腫瘍)
腹部
(肝血管腫)
マルチスライスCT
当院では最新の16列マルチスライスCTを導入しています。整形外科領域においては、骨折をはじめとした病状をより詳細かつ鮮明に判断できるほか、手術における術前計画の精度向上にも繋がっています。また、検査時間が短縮され被爆線量も軽減し、患者様の体に優しい造りとなっております。3次元立体画像表示が可能で複雑な血管走行や病変形態が容易に把握できるようになり、小さな動脈瘤も見つけることができます。従来のCTでは難しかった微小な病変を診断でき、肺癌や肝臓癌等の早期発見が可能です。「メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)」の判定に有用な内臓脂肪測定も出来ますので、気になる方はお試しになってはいかがでしょうか。





内臓脂肪測定
肺野
膝蓋骨骨折
腹部門脈相
足関節
骨密度測定装置



超音波断層装置

安全に、簡単に検査ができます。
■心臓、腹部臓器などの検査以外にも関節炎やリウマチの診療等、様々な分析に応用ができるようになりました。
■動脈硬化度が測定できます。頚動脈の検査では、動脈硬化性病変(動脈の硬化度やプラークと呼ばれる隆起性病変の有無)を調べることができます。頚動脈の動脈硬化性病変は、虚血性心疾患や脳梗塞などの脳血管障害の発症と強く関連していることが知られています。
■この検査は、特に胆のう・腎臓の結石、脂肪肝、膵炎、膀胱や前立腺の肥大・腫瘍、心臓弁膜症、心筋梗塞などの検査に有効です。
■検査は安全・簡単で痛みもなく、繰り返し行うことができます。
■頚動脈の検査では脳梗塞の原因となる動脈硬化の程度を評価できます。
最先端技術のデジタルX線テレビ装置です。画像の鮮明度が向上しています。様々な画像処理ができ、全身部位の撮影が可能です。
透析装置システム

透析液の清浄化は長期間にわたる透析患者様に直接な影響を及ぼします。
清浄化透析液の臨床効果として、透析医学会や様々な研究会で報告されています。
①手根管症候群の発生頻度の減少
②血清β2-ミクログロブリン濃度の低下
③血清CRP値の低下
④血清アルブミン値の上昇
⑤貧血の改善
当院の透析液は日本透析医学会の定める超純粋透析液の基準をクリアしております。
項目 | 細菌数 | エンドキシン値 | |
医療機関 | 透析用水(RO水) | 100CFU/mL未満 | 0.050EU/mL未満 |
透析液(本装置に接続する直前の箇所) | 100CFU/mL未満 | 0.050EU/mL未満 | |
機器 | 透析液(逆透過する透析液) | 01.CFU/mL | 0.001EU/mL未満 |
当院では通常の血液透析(HD)に加え、先進の血液濾過透析(on-line HDF)を設置するほか、さらに間歇補液血液濾過療法(i-HDF)の導入を計画しており、透析患者さまの負担軽減への対応に努めます。
オンラインHDFとは
清浄化された透析液を12~18ℓ/hの速度(前希釈法)で血液回路に直接注入し、透析機器の持つ濾過能力をより高めて、透析効率を向上させる透析治療です。
I-HDFとは
清浄化された透析液を設定した間隔で一定の量を透析膜から透析回路へ注入します。透析機器のリフレッシュ効果を高めて透析効率を向上させ、さらには血管内のリフィリング効果を高めて体液バランスを安定させる透析治療です。
電子内視鏡システム
最新式内視鏡です。解像力が高く、診断力がさらに高まり、患者様にTVモニターやプリントで検査後すぐに結果を詳しく説明できます。また止血術やポリープ切除などの内視鏡治療も行っております。
経鼻内視鏡システム

内視鏡検査は消化管疾患の診断には不可欠なものですが、従来の経口内視鏡は「苦しい検査」として忌避されてきた最大の理由はスコープが舌根部に触れて引き起こす咽頭反射にあります。 最近では、直径約5mmの極細内視鏡が開発され、これは経鼻ルートで挿入するため、舌根反射がなく挿入時の苦痛のほとんどない方法として、急速に広がりつつあります。当院においても平成19年より導入しております。上部消化管の精査としておすすめします。
デジタルX線TV装置
最先端技術のデジタルX線テレビ装置です。画像の鮮明度が向上しています。様々な画像処理ができ、全身部位の撮影が可能です。
ABI検査装置(血圧脈派検査装置)
あなたの血管は大丈夫ですか。わずかな時間で簡単に動脈硬化が測定できます。歩き回って下肢がしびる、間欠跛行の症状がある方をはじめ、高脂肪血症や糖尿病の方の血管年齢が判定できます。詳しくは、当病院スタッフまでお気軽におたねずください。
院内設備のご案内

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